人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Mt.富士ヒルクライムのコースを試走してみた 後編

さて、Mt.富士ヒルクライムのコースを試走してみた後編。

スバルラインの料金所で自転車は200円を払います。普通車が2,060円ってずいぶん高いな。
ところで富士ヒルのエントリー費1万円の中にスバルラインの通行料200円って含まれているのかな?

キャットアイのサイコンをリセットし、スマホアプリruntastic road bikeのセッションをスタートさせてから上りはじめる。先にスタートした何台かの後ろにやや距離を置いて上る。意外と皆さんいきなり飛ばすことなくじっくりと足を貯めながら上りますねぇ。
やはり勾配的にはそれほどでもない上りではあるが、最初の4~5キロくらいで何だか辛い。せめてもの慰めは長く先まで続く斜面の先に見える富士の頂き。ここ2週間くらいで3キロほどの減量したのに何故か足が回らないんだよね。食事制限をして体重を落としたせいかその分、スタミナが落ちているのかな。前方10メートルくらいにつけていたローディーもいつの間にか30メートルくらい先を走ってやがる。坂の勾配は急になるでもなく、緩やかになるでもなく、5%くらいに保ったままの坂が続く。こんなヨレヨレのヒルクライムオヤジを元気なローディー達が後ろからどんどんちぎって行きやがる。しかしそんなヘタレの俺でも何人かはちぎってやったぜ。

Mt.富士ヒルクライムのコースを試走してみた 後編_e0256961_2142654.jpg


ヒルクライムというと11キロ強のヤビツ峠しか経験の無い俺。富士スバルラインの10キロ地点あたりで絶望的な気持ちになった。まだ半分も来ていないじゃないか!このあたりですでにタイムは1時間近く経っていた。もう2時間以内でゴールは諦めた。前半は1~2枚残していたリアのギアもこの辺りからはずっとインナーロー。回しているのに進まない。息は切れていないのに踏み込むパワーが出ない。
ヒルクライムって減量すればいいってもんじゃないのね。減量と同時にスタミナも維持しないと意味ないんだ!何年も前から古代の地層のように積み重なってきた俺の質の悪い脂肪を燃やしたところで、それがパワーに変わるってことは無いように思えた。
ただそんな辛い状況の中でも確実にでっかくなってきている富士の頂きは俺のバイクが確実に標高2,305メートルの五合目に近づいていることを教えてくれている。

インナーローで時速10キロにもならない一桁時速で亀のように、這うように進んできたが、いきなりほぼ平坦の区間にきた。事前学習ではここで40キロぐらいのスピードで突っ切るべしとのことだが、そんなスピードで回せるわきゃねーだろ。20キロくらいで安全運転さ。ゴールまであとちょっとなのにここでコケたらつまんないじゃない。

Mt.富士ヒルクライムのコースを試走してみた 後編_e0256961_22582336.jpg


ということでなんとかゴール。

Mt.富士ヒルクライムのコースを試走してみた 後編_e0256961_22594449.jpg

タイムは2時間と8分だってさ。
まぁ、本日はコース攻略の為の試走ですから。タイムは二の次ですから~。(涙)

Mt.富士ヒルクライムのコースを試走してみた 後編_e0256961_2332225.jpg

富士をバックにピナちゃんの記念撮影。

Mt.富士ヒルクライムのコースを試走してみた 後編_e0256961_2345250.jpg

五合目には、まだ雪が残っていました。

Mt.富士ヒルクライムのコースを試走してみた 後編_e0256961_2353753.jpg

富士山五合目の自転車ブログには必ずというほど出てくる富士山めろんぱん。
俺も1つ戴きましたよ。サクサクで美味しかった~。

Mt.富士ヒルクライムのコースを試走してみた 後編_e0256961_2342327.jpg


夏用の半袖ジャージに指切りのグローブで上った富士山ですが、天気も良かったせいか、寒いと感じたことはほぼ無かったですね。たまに何合目駐車場とかがあって開けたところに来ると風が吹いて肌寒いというのも一瞬感じたけどね。ダウンヒルもサドルバッグに入れてきたユニクロのウインドブレーカー一枚で十分でした。
でも、こんな良い条件の富士山は珍しいと思っていた方が良いのだろうな。
大会当日はここまで天気に恵まれるとは考えないようにしないと、富士山を舐めてかかると恐ろしいことになるからね。

さあ、大会まで残りあと1ヶ月。おじさん頑張るよ!

by i-photo_life | 2015-05-12 23:22 | ロードバイク